hugo's blog,

No purpose, No design...

研究

Researchermapを作るのが面倒

クソめんどくさいけど、科研費申請のためにresearchermapに登録。
全く覚えていなかったが、実は東北大時代にも作っていたようだ。
後から気づいたので、ダブルアカウントになってしまった。

あっちゃこっちゃに同じようなデータベースがあるから、
めんどくさいったらありゃしない。自動で同期しろよ。

Researchemap
ResearcherID.com
Researchgate(鬱陶しいので放置中)

データベース作っている暇があったら、とっとと申請書書けよって話なんだが、
そういう気分にもなれず、こんなアホなもん作って気分を盛り上げているところ。
kakenhiHappyo
「平成最後の科研費」で大盤振る舞い希望!

レビュー論文書きました

その基底状態が長年議論になっているλ-(BETS)2FeCl4のレビュー記事を書きました。
とても面白い系だと思うので、他分野の人に(特に理論の人)興味を持ってもらえる様、気持ちをこめて書きました。人の論文こんなに読んだの初めて。
"Antiferromagnetic Insulating Ground State of Molecular π-d System λ-(BETS)2FeCl4
(BETS = Bis(ethylenedithio)tetraselenafulvalene): A Theoretical and Experimental Review"
Y. Oshima, H.-B. Cui and R. Kato
Magnetochemistry 2017, 3(1), 10.
http://www.mdpi.com/2312-7481/3/1/10
リンク

オープンアクセスです。よろしこ。

近況

もう2月になってしまった。。。

1月はもっぱら
・論文書き書き
・業績報告書、年報書き書き
・λ-BETS実験

λ-BETS。。。もう何年やってんだコレ。。。
ブッルクスのとこ行ってからだから、14年ぐらいか。。。
14年目にして、いままで謎だったλ-BETSの基底状態がなんとなくわかってきた。
ブチブチ切れていた線がようやくつながってきた。
今取っているESRのデータが高磁場で予想通りに出れば、もうThe Endだと思う。

ティムが考えた最初のモデルがやっぱり一番しっくりくる。
TYT先生モデルもまだ捨て難い。
AKBくんのモデルは悪いけど話にならん。

ワイヤーグリッド偏光子

写真 2016-02-19 14 53 05今年度、ワイヤーグリッドポーラライザーの開発でお金をとってきたので、そこらへんの話を最近つめている。

マイクロ波〜ミリ波領域のワイヤーグリッドポーラライザーは細いワイヤーを等間隔に張り巡らせてガチガチに固めるので、通常値段がすごく高い。薄い金属板を加工をしてワイヤーグリッドポーラライザーをわりかし安価で作ってくれる会社をKMRさんから教えてもらっていたのだが、「もうやってません。どうやって作ってたのかも知りません。」とすごく冷たいことを言われ、暗礁に乗り上げていた。

いろんなところと相談して、エッチング加工ではないか?ということで落ち着いたのだが、いざいろんな幅のポーラライザーを小ロットで作りたいとなると、どこもやってくれないということがわかってきた。困っていたところに、やりますよ!と話に乗ってくれたのがエッチングではなくレーザー加工の会社。ちょっとお高いけど、そこにかけてみた。(ほぼ選択肢がなかったけど)

条件出しが必要だったので、いままでエッチングでも出来ていた50/50ミクロン(幅/間隔)とエッチングでもできないであろう10/15ミクロンをとりあえずお願い。
50/50はなんとか出来たんだが、さすがに10/15は熱でゆがんでしまって厳しいようだ。で、50/300ミクロンものを作ってもらったのが上の写真。レーザーで金属をここまで吹っ飛ばせんるんだなぁと感心。

そして、小さい直径サイズの10/15ならできるかもってことで、やってみたのが下の写真。
写真 2016-02-19 14 27 17写真 2016-02-19 14 26 51
やっぱりところどころ歪んで空いてないところもあるのだけど、顕微鏡で見るとオーッ!って感じ。

今後はこいつらの特性を測って行く予定。

マイクロウェーブ展2015

写真 2015-11-25 17 05 28今日は大学での講義の後、マイクロウェーブ展に行って来た。なんやかんやで毎年行ってるような気がする。

名刺よこせ&アンケートに答えろ攻撃をしてくるコンパニオン(キー○イトとかロ○デとかナショ○ル・イン○ツ○メ○ツなどのお高い外資系測定器メーカー)を避けるルートをとりながら、ひと通り見てきた。いろんなメーカーがあって、毎回行く度に色々勉強になる。
今回の目玉は何と言っても、ア○リツの40 GHzで500万を切る価格破壊のネットワークアナライザーであろう。別途PCが必要だが、東北大時代に40 GHzのネットアナを1000万で買った事を思えば、えらく安くなったものである。コンパクトだし、ちょっとデモ機で使ってみたい気がする。
また、馴染みのア○テ○クスの前を通ると、VDIが3 THzまでいく逓倍器を出していた。ベース周波数15 GHzぐらいから逓倍を数段かまして最後は3 THzの遠赤外って、パワーは弱いとはいえ、なんだかよくわからない世界になってきた。あと、どうもブログを書いている事が知れてしまっていたようで、見積りを頼んでいた逓倍器の事の顛末がバレてしまっていた(買わなくてごめんなさい)。

今回は、基礎講座的なワークショップにも参加してきた。「マイクロ波増幅器設計の基礎」というの受講したが、勘どころがあり過ぎて、正直、マイクロ波アンプを自作する気にはまったくなれなかった。お金はかかるけど、買った方が速いやこりゃ。

明日も明後日もちょっと興味あるワークショップをやっているけど、さすがに2日連続横浜はしんどいので、明日は出勤します。

実験ノート総点検

写真 2014-05-29 13 11 15
ボスが研究室全メンバーの実験ノートを総点検。
まさかこの歳になって実験ノートを見られるとは思いもよらなかったよ。

ノートかくにん よかった ♡

KaleidaGraph 4.5にアップグレードしてみた

21データをプロットするソフトは色々あるのだが、私は学生の頃からカレイダグラフを使っている。機能的にはイマイチなんだけど、個人的に一番直感的で使い易い。
しかし、そんなカレイダグラフで一番不便に感じていたのは1グラフ当たりのプロット(カレイダではVariablesと呼んでいる)が20個までと制限されていた事。たくさんのスペクトルを並べてグラフを作る事が多いので、こいつにはいつも悩まされていた。

そこで、カレイダグラフが4.1から4.5にバージョンアップしたというニュースが。
おまけに不便に思っていた、プロット数が99個までと拡張されたとのこと。
これはもうアップグレードするしか無いっしょ〜、っていうことでキャンペーン期間中に50ドルでアップグレードした(Promo Code: KG45)。
ちょっと高い気がするけど、しょっちゅう使うからまぁ良いか。

最初は起動してみても特に違和感がなかったのだが、いざデータをプロットしようとすると衝撃が!
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なんじゃこりゃあああああ!



長年、↓↓↓↓↓コレ↓↓↓↓↓
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に慣れていたけど、

Ver. 4.5からは↓↓↓↓↓コレか!!↓↓↓↓↓
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以前はデータが羅列してある各ウィンドウがポップアップ表示されていて、そこからプロットするカラムを選択すればよかったのだが、すべてリスト表示になって一画面で操作する仕様に変わったようだ。そして、新たに配置された各ボタンの意味が分かりにくい。
Ver. 3からVer. 4にアップグレードした時も少々面食らったが、今回のVer. 4.5に慣れるまでまた少し時間がかかりそうだ。

他にVer. 4.5の改良点(?)として、プロット方法などの表現方法が若干増えたりしているが、3次元プロットは相変わらずできないし、基本的にできる事はVer. 4.1と大して変わっていないので、このアップグレードに50ドル以上の価値があるかはビミョーである。

【科研費】1週間遅れで提出したよ!

写真 2013-10-21 13 30 11
うちの科研費の〆切は先々週の金曜日でしたが、事務が指定した〆切を完全にムシして、先週末に仮提出しました。
特に事務の人に怒られる訳でもなく淡々とした返事が返ってきて、訂正もなく正式提出となりました。
とりあえずえがったえがった。。。

今年はついに「若手研究」が出せなくなったので、今回は初の「基盤(B)」と「萌芽」で行きます!もちろんfull amountで申請っす♪(どうせ討ち死にだろうけど、来年度もジリ貧な私の研究に国民の税金をつかわせてください!)

ちなみにちょっと前までは、自分が「基盤」を書くなんて遠い先の話だと思っていましたが、あっ!という間に書くハメになってしまいました〜。

自己嫌悪に陥る地獄の日々が終り、やっと実験が出来る!!

いまさらハンドブック

写真 2013-07-08 10 44 22事務からいまさら科研費ハンドブックが届いた。もうすでにいくらか使ってますけど〜。

ついでに予算番号を通知されても、もう知ってますけど〜。

なんだかな〜ぁ。

落としどころ

ここ数週間、やれ年度報告書やら、やれ最終報告書やらで報告書三昧であったが、今週になってようやく解放。

懸案の論文にとりかかるが、某ほにゃらら先生の意味不明計算と某ほにゃららグループのデータのせいで、あちらがたてばこちらがたたず状態に陥ってしまっている。

とりあえず今朝共著者に電話し、落としどころを決めたので、今週中には終わらせたい。
(といって今週中に終わった試しがない)

ちなみに、今後ヘリウム事情はさらに悪くなるようなので、夏が来る前にいっぱい実験をやりたいのだが、実験をやり始めると性格的に論文が滞ってしまうので、こちらもあちらがたてばこちらがたたず状態に陥ってしまっている。

今書いている論文と同様、次に書くつもりの論文も重要なので、落としどころを決めるか、性格を変えるしかない。
(といって性格が変わった試しがない)

と思っていたら、某ほにゃららファンドの審査が回ってきた。これは時間がかかりそうだ。。。シクシク。
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