6342c309.jpg最近のテクノはマンネリ化が激しく、アルバム買っても
ガッカリさせられる事が多いんだけど、これはよかったです。

『Recomposed/Carl Craig & Moritz von Oswald』
デトロイトテクノの重鎮と言ってもいいCarl Craig(von Oswaldは初めて聞いた)。そんな彼がこのアルバムでやったのは、1987年のベルリンフィル(指揮者カラヤン)のレコーディングをブツ切りにして、まったく新しい曲を作ってしまった事。
クラシックが完全にテクノになっちゃいました。
ところどころRavelの"Bolero","Rapsodie Espagnola"のフレーズが聴こえます。他にModest Mussorgskyの"Bilder einer Ausstellung:Picture at an exhibition"も入ってるそうなんですが、私的にはテクノのアルバムがDeutsche Grammophonからリリースされているのが粋だなとおもいました。

クラシックをテクノミュージックにって、いままでにもう誰かやってるはずなんだけど、新しいテクノの可能性を感じました。
★★★★☆です(あっ!これ久々)。