hugo's blog,

No purpose, No design...

ソフト

littleBits USB I/O (w27)をReasonで使う

写真 2015-05-03 18 07 07ついに日本でもlittleBits用のUSB I/O (w27) が販売された。

この新たに販売されたモジュールは、littleBitsで作った音(波形)をPCで取り込んだり、PCで作った音(波形)をlittleBitsに送る事が出来る。
いままで、littleBitsのアナログ音声出力をサウンドカード経由でMacに取り込んでいたのだが、このモジュールで直接デジタル化できるのはありがたい。
(以前からこんなのがあれば良いなと思っていたので、すぐにポチってしまった。)

さて、このモジュールはドライバいらずでMax/MSPや適当なDAWにすぐに取り込めるようになるのだが、Reason & Mac の場合、一癖あってちょっとややこしい。

このUSB I/Oはinputとoutput各々2ch分用意されているが、モジュール上のスイッチでinputかoutputのいずれかを選択しないといけない。ということなのでMacで設定する時は、inputとoutputのいずれかを"KORG 2ch Audio Device"(つまりUSB I/O)に設定する。
Maxとかの場合はinputとoutputで各々のオーディオ設定できる箇所があるのだが、Reasonの場合は【環境設定>オーディオ】設定上のinput/outputが一緒くたになってて、ただ単に"KORG 2ch Audio Device"を選ぶだけと、取り込んだ音がまったくモニターできなくなる(ちゃんと取り込めているのかもわからない)。

そこで、littleBitsから出た音声アナログ出力をUSB I/O (w27)でA/D変換してReasonで取り込む手法を紹介したい。

まず、左上の写真のように適当にシーケンサー (i36) や発振器 (i31) を組み合わせてUSB I/O (w27)に繋ぐ。w27のスイッチは音(波形)を外に出すので"out"側にする。USBをMacにつないで認識させる。
Finder上で【アプリケーション/ユーティリティー/Audio MIDI 設定】というアプリケーションを起動する。

w27

上のムービーの要領で、
(1)【+】をクリックして【機器セットを作成】する。
(2) 入力用に"KORG 2ch Audio Device"と出力用に"内蔵出力"(内蔵スピーカー)をチェックする。
(3) とりあえずどちらもサンプルレートを44.1 kHzに。
(4) 必要に応じて、適当な名前をつける。
(5) Reasonを起動
(6) メニューバーの【環境設定>オーディオ】で、さきほど作った機器セットを選択。
(7) 必要に応じて、【環境設定>オーディオ】上の【有効な出力チャンネル】の横にある【チャンネル】ボタンをクリックして、【アクティブなチャンネルを選択】において(2)で設定したチャンネルを選択する。(今回の場合は"output 3 / output 4")
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(8) Reasonでオーディオトラックを作って、録音開始。

という感じである。

ポイントは、入力と出力のコンビを決める機器セットを新たに作り、それをReasonに認識させるという事である。

なぜだかよくわからないのだが、w27の音声の入力レベルが調節できなかった。見ての通り、入力音声のインジケーターはフルレンジで真っ赤っかである。クリッピングは大丈夫なんだろうか??うーむ。

【Reason 8.2】一部Refillのパスが切れる

Reasonがバージョン8.1から8.2にアップデートされ、Refillの在処が変わった。

以前の在処は
/Applications/Reason 8/
で、アプリのフォルダ内にたくさんの .rflファイルが入ってたのだが、
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8.2にアップデート後、最初の起動時に"Factory Sound Bank.rfl"と"Orkester.rfl"を消去され、
/Library/Application Support/Propellerhead Software/Soundbanks/
内のサブフォルダーに"Factory Sound Bank.rfl"と"Orkester.rfl"が新たにダウンロードされる。

こいつのメリットは、バージョンアップの度にRefillのファイルを再コピーしなくて済むのメリットだが、アップデート後、自分でダウンロードした無料のRefillたち(上記画像で緑で選択されているRefill)のファイルパスが切れてしまって認識されなくなった。

「Refillが見つかりませんよ〜」というダイアログが出るのだが、どのボタンを押してもちゃんと検索してくれないのだ...
(「置き換える」のはめんどくさいし...)

ということで、同じく
/Library/Application Support/Propellerhead Software/Soundbanks/
の位置に、他のRefillを移動(Commandキーを押しながらドラッグ&ドロップ)する事にした。
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しかしながら、こう処置しても.reasonファイルを読み込んだ時にまだパスが切れている場合があるので、一旦、Reasonのブラウザーの方にさきほど移動したRefillやRefillのフォルダを読み込ませ(←Finderから.rflファイルやフォルダをドラッグ&ドロップ)、
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一部Refillファイルが見つかりませんよ〜とダイアログが出た時に、ブラウザーに入れた.rflファイルを指定し、「フォルダを検索」をクリックすると、ようやくパスを復活してくれるということがわかった。

マイナーなバージョンアップなのにRefillの在処を変えるのもどうかと思うが、検索ボタンが殆ど役に立たないのは正直どうかと思う。少なくとも、アプリケーションのフォルダ内ぐらいはちゃんとスキャンしてよと思う今日この頃であった。

もっとマシな対処法があるのかもしれないが、おじさんにはこのややこしい方法でしか出来ませんでした。
(おわり)

KaleidaGraph 4.5にアップグレードしてみた

21データをプロットするソフトは色々あるのだが、私は学生の頃からカレイダグラフを使っている。機能的にはイマイチなんだけど、個人的に一番直感的で使い易い。
しかし、そんなカレイダグラフで一番不便に感じていたのは1グラフ当たりのプロット(カレイダではVariablesと呼んでいる)が20個までと制限されていた事。たくさんのスペクトルを並べてグラフを作る事が多いので、こいつにはいつも悩まされていた。

そこで、カレイダグラフが4.1から4.5にバージョンアップしたというニュースが。
おまけに不便に思っていた、プロット数が99個までと拡張されたとのこと。
これはもうアップグレードするしか無いっしょ〜、っていうことでキャンペーン期間中に50ドルでアップグレードした(Promo Code: KG45)。
ちょっと高い気がするけど、しょっちゅう使うからまぁ良いか。

最初は起動してみても特に違和感がなかったのだが、いざデータをプロットしようとすると衝撃が!
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なんじゃこりゃあああああ!



長年、↓↓↓↓↓コレ↓↓↓↓↓
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に慣れていたけど、

Ver. 4.5からは↓↓↓↓↓コレか!!↓↓↓↓↓
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以前はデータが羅列してある各ウィンドウがポップアップ表示されていて、そこからプロットするカラムを選択すればよかったのだが、すべてリスト表示になって一画面で操作する仕様に変わったようだ。そして、新たに配置された各ボタンの意味が分かりにくい。
Ver. 3からVer. 4にアップグレードした時も少々面食らったが、今回のVer. 4.5に慣れるまでまた少し時間がかかりそうだ。

他にVer. 4.5の改良点(?)として、プロット方法などの表現方法が若干増えたりしているが、3次元プロットは相変わらずできないし、基本的にできる事はVer. 4.1と大して変わっていないので、このアップグレードに50ドル以上の価値があるかはビミョーである。

悪魔中毒

diabloあぁ〜ぁぁぁぁ、やめられない〜ぃぃぃ。

ノスタルジーに浸るため新しいDiablo IIIを買ってしまったけど、思った以上にハマってるぅぅぅ。

パソコンでやるゲームを買ったのは大学生の時以来です。もういい加減オッサンなんですぐに飽きるだろうと思ったけど、完全中毒っす。夜な夜なクリック音が鳴り響いています。カチャカチャカチャカチャ...

とりあえず止めたかったので、この日記を更新。でも更新し終わったらまたやっちゃうかも〜。あぁ怖い。

【リンク】
Diablo III

「でぃ〜じぇい」な連休

50)

 諸事情により結局連休はどこにも行かずじまい。台風の影響で明日からずっと雨なので残念なかぎりである。かといってずっと寝てた訳でもなく、連休中は家事DJをする。

110717_191801 前者はまぁよしとして、なぜ後者を突然し始めたかというと、以前大絶賛したTraktorが最近アップグレードされたのだ。それもなかなか魅力的な機能の追加。円高なので即購入致しました。

 アップグレードはすんなり問題なく済んだけど、いつも使っているコントローラーが使えない。どうも正規に対応していないコントローラーは、前バージョンの設定をそのまま更新してくれる訳ではなさそうだ。なので、前バージョンの設定ファイルを書き出して、ニューバージョンに書き込む作業をしなければならない(めんどくさい)。一応読み込めたけど、エフェクト関係のキー配置が変更されているようで、一部動かん。ということで、ここらへんは要再設定。

 だけど、Traktorの良いところは、コントローラーがなくても、キーボード&マウスで動くってところ。この連休中ずっと遊んでみた印象としては、操作性が向上した訳ではないが、BPMの自動検出がより正確になった事と、トラック間で同期(SYNC)できるTEMPO(BPM)の幅が広がったのと、エフェクトの数が増えたのが好印象。数分プレイしただけで、ちょっとうまくなったような気がする。そしてだんだん調子に乗って、4トラック全部の音が見事に調和し始めると、最高の気分になる。
 だけど端からみると、手を上げながらケツ振っている30代後半のオッサンは見るも無惨。いとかなし(まぁ家だからいいか)。

ということで、なかなか楽しいし、デモ版もあるので興味がある方はぜひお試しあれ。
以下はバージョン2の紹介映像




もう一方の家事の一部
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あたらしい火の狐

44)新しいFirefoxのバージョン4を何気なくインストールしてみたのですが、速いっすね。これはいいかも。

まだ使いこなせてないのですが、同期機能やタブもいい感じです。

最近よく落ちるSafariとついにお別れか??

【これで最後】Parallels Desktop 6にアップグレード

parallels6MacでWindowsを動かす事ができるエミュレーターは色々ありますけど、私はずっとParallelsを使ってきました。理由は特にないのですけど、あるとしたら惰性。最初に買ったのがParallelsってだけで、それ以来ずーっと、いわれたまんまにアップグレードしつづけてます。

こないだバージョン5にアップレードしたと思ったら、1年も経たないうちに6へのアップグレードの案内が。。。これはもう詐欺に等しいね。みるとようやく64ビット化を果たして、41%速くなったそうな。それはめでたい。前回のアップグレードは全く価値がなかったけど、これで最後と思いアップグレードしました。今は円高だしね。

アップグレードは、いつも通りの簡便さで難なく成功しました(バージョン3以降は楽です)。

何を根拠にしてるか解らんけど、WinXPの起動時間を見て41%速くなったか検証してみましょう〜。
(起動時間の定義は、WinXPを起動して、ログイン、InternetExplorerが動作可能になるまでの時間です)

【結果】
iMac (Core i3 3.2GHz, 4GB)
1分9秒(Parallels5)→48秒(Parallels6)30%速い

MacBook Pro (Core i7 2.66GHz, 4GB)
2分2秒(Parallels5)→1分33秒(Parallels6)20%速い

なんでMacBookとiMacでこんなに差が出るのかよくわからないのですけど、
41%まではいかないものの、ちょっとは速くなってます。メモリーのマネージメントはあまり改善してないような気がします。ということで、アップグレード50ドルの価値があるかは微妙です。
私はこれで最後にしようかなと。。。

【複雑怪奇】Reason 5のアップグレード

reason180px殆どの人は興味ないと思いますが、Reasonというソフトの話です。
Reasonは、これまでハードウェア頼みだった音源やサンプラーなどを全てソフトウェア的に処理し、音作りから、作曲、マスタリング、出力まで一括でやってくれる優れものソフトです。私はVersion 1がリリースされた時に衝撃を受けて以来、ずっと使い続けてます。アップグレードもコツコツ積み重ね、ついにバージョン5にまでなりました。
新機能が魅力的だったし、その相棒であるRecordも1.5にバージョンアップされたという事で、今回もバージョン4から5にアップグレードする事にしました。

今回、日本の販売代理店であるMI7の説明が、かなり紛らわしいのですが、Reason 4とRecord 1を持ってたら、基本Reason 5 Upgradeというパッケージを購入するだけで、Reason 5とRecord 1.5にアップグレードできます(MI7の説明だと、あたかもReason for Record Ownersを買えと言わんばかりの書き方だったけど、Propellerheadのサイトを見ると、決してそうとは書いてないのだ)。Record 1.5はあくまでマイナーアップデートなのです(タダ)。

だけど、アップグレード方法の説明書が簡素なので、かなりわかりにくいです。
実際、PropellerheadsのサイトにReason及びRecordのライセンスナンバーをもらいに行かないとダメなんです。これはいままでの方法と勝手が違うので、非常にわかりにくい。

以下はReasonとRecordを持ってる事を前提として、話をすすめます。

まず
1)http://www.propellerheads.se/upgradeに行く(必要ならログイン)
2)何をアップグレードするのか?というような(下のような)選択肢が現れる
upgrades
Recordをもってるから、何回もReason5 for Record Ownersをクリックしたんだけど、Recordをユーザー登録してないからダメだといわれる(ちゃんと登録しているRecordユーザーなのだが。。。)。
3)もしやと思って、"Reason 1.x-4.x to 5"をクリック、Upgrade IDとVerification numberを入れると、な、なんと、
4)Reason 5とRecord1.5のライセンスナンバーを一気に2つもらえる。

わかりにく〜い!!
とりあえず、両方のライセンスを無事もらえたので、インストールをすすめる。

5)Macの場合、古いReasonとRecordフォルダを捨てて、新規インストール。Record 1.5はココでゲット。
6)Reason5は起動すると、先ほど取得したライセンスナンバーの入力を求められる。
RecordはあらかじめPropellerheadのサイトで、Ignition KeyにRecord1.5のライセンスを登録して、起動。無事動いた。

新機能はおいおい試して行く事にする。

今回はアップグレードパッケージが多すぎてややこしかったし、実際アップグレードする際も紛らわしい表現があったり、かなりわかりにくかった。
もっとマシな説明書をつけて欲しかった。MI7さん、昔はもうちょっとちゃんとやってらしてましたよ。今回は手抜きですか?

Novation ZeRO SL MkIIを購入

traktor
100326_011314Traktorにハマってしまったので、物理学会に行く前に8chのMIDIコントローラーを買っちゃいました。英Novation社製のZero SL MkIIというやつです。本当はけっこうなお値段がする代物なのですが、アウトレットもので3万円で購入しました。

8chといいながらも、実際は各ノブ&ボタン&フェーダーに好みのMIDIコントロールナンバーをアサインできるので、自由度がかなり高い製品です。自由度が高いため、最初の設定はけっこう苦労しますが、使えるようになると、Traktorの楽しさがさらにグレードアップすること間違いなしです。タッチセンシティブなノブ/ボタン/フェーダーをさわると、コントローラー左上部のLCDにアサインされた機能(要設定)と値が表示されるのも便利です。

Traktor用の設定では4デッキのボリュームやゲインは当然の事、エフェクトやEQのコントロールもアサインしました。あとリッチーと同じようにループの長さとON/OFF、楽曲の選択機能もアサインしました。近日公開(?)
Traktorではセットアップに結構時間がかかりますが、Reason/RecordやAbleton Liveではすぐに使えます。

昔のオーディオインターフェースを使ってTraktorで遊ぶ

BlogPaint完全にTraktorの魅力にハマってしまった今日このごろですが、前回Macbookのみだとヘッドホンでの曲のモニターができないうんぬんという事を書きましたが、OKBさんの指摘にもあるように、USB接続かFirewire接続のオーディオインターフェース(なんでもいい)があれば、簡単にできます。

私がひっぱりだしてきたのは、仙台住み始めた時に買った、USBオーディオインターフェースとMIDIコントローラーが一緒になったEdirolのPCR-1というもの。当時は、週末はヒマだろうから、思う存分音楽ができるとおもってたんだよな〜(マシンタイムで忙しすぎてまったくそうならなかったけどね〜)。まぁそんなんはどうでもいいんですけど、コレ使ってみました(ドライバはすでにインストール済み)。

ただし、つなげば動くという訳ではなく、設定も少々いります。
MacでAudio関連を管理しているのはCoreAudioですが、この設定はユーティリティーフォルダにあるAudio MIDI設定で変更します。起動後
audiomidi

左下にある+ボタンを押して、新しく使用したい機器の組み合わせを選択します(今回の場合は1つ目の出力を内蔵のヘッドフォン出力。もう1つはPCR-1の出力)。以後、この設定の名前(今回はTraktor PCR-1 Combo)が、Traktorで選択すべきAudioインターフェースになります。

Traktorを起動して、Audio設定(Audio Setup)を先ほどCoreAudioで設定した名前を選択、そして、アウトプットルーティングの設定でOutput Monitor(ヘッドホンで聴く方)をMac/Output Master(スピーカーに繋ぐ方)をPCR-1に設定すれば解決です。

あと、せっかくPCR-1をつないだんだから、付属のMIDIコントローラーノブも使いたいところ。もちろんいきなりTraktorはそれを自動認識する事はありませんが、自分でMIDIマッピングの設定すればもちろん使えます。Richie HawtinみたいにLoopの長さをコントローラーノブにアサインしましたが、めっちゃ楽しいです。
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