224a40d1.jpg出ましたね〜Parallels Desktop 4

ParallelsはMac上でWINを動かすためのエミュレーターで
MacがIntelプロセッサーになってから一番最初にまともに
動いたエミュレターでもあります。
最近はVMwareFusionやCrossoverなど競争相手も増えてきた
Macのエミュレーター市場ですが、今回Parallelsはいちから
コードを書き直し、新Versionでは50%速くなったと
宣伝してます。

どんだけ速くなったんだろうと気になって、
またアップグレードしてまいました。
Ver4はまったく新しいアプリなので、前に作った
仮想ディスクをアップデートしなきゃいけません。
これがもうやたらと長い。おまけにエラーで絶対止まります。
私は7回目にしてようやくアップデートに成功しました。

この苦労を味わいたい人は
1。かならず、まえの仮想ディスクのバックアップをとる。
2。step2でマニュアルモードに入ったら、新しいデバイス
を検出したというダイアログが出ても全部キャンセル。
ParallelsToolsのウィンドウがでるまで待つ。
3。step2がおわると必ずエラーでアップデートが強制終了する。
この時WIN側でライセンス認証の手続きのダイアログが出ている
(これがエラーの原因)
ので、かならず『いいえ』を選択(マウスは動かないけどキーボードで選択)。するとアップデートが再開します。
4。step3,step4でもライセンス認証がでるので『いいえ』
5。step4が終わったら、無事アップデートが完了するはず!
6。ちゃんとWINが動いたのを確認してからライセンス認証をしよう

どうっすか?めんどくさいでしょ?
ネットでは史上最悪のアップグレードと言われてます。
ライセンス認証でスタックしてしまうってトホホですな。
おまけにトラブルシューティングには、この事はまったく
触れられてません。

さてこんだけ苦労したから、すんごい速くなったんだろうと
思いきや、使ってみると。。。
うーんよくわかんない。
まぁ50%というより5%ぐらいではないでしょうか。。。
メモリマネージメントも5%ぐらいよくなったかな?
コヒーレンスモードはちょっとマシに動作するようになったような気がします。

値段(40ドル)と手間ひまを考えると、あまりおすすめできないアップグレードでした。
(これでだいぶ客はVMware Fusionに流れるな)