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音楽鑑賞&制作用のスペースが我が家にあるのだが、1年ぐらい前からCDを聴くためのDISCMANがぶっ壊れて、MacBook ProにCDをいれなきゃ聴けない使い勝手の悪い環境になっていた。
正直、私しか絶対にわからん作業環境な訳だが、DISCMAN, 楽器, AirTunes飛ばし用のAirMac Express(1回壊れたけど強引に修理)など様々な音響機器がミキサーに繋がっていて、聴きたい音をミキサーで選択してモニター用スピーカーに出力するという仕様になっているのだ。その壊れたDISCMANを「CDが聴ける何か」に置き換えようというのが今回のお話。

ふつうにCDプレーヤーを買っても良かったのだが、検討後しばらくして今時単体のCDプレーヤーというのは「訳のわからん中国製の安物」か「本気の高級もの」しか売ってなくて、手頃な価格帯の製品が無いことに気付く。おまけに高級品は本気でデカイので今あるラックに載らないし、それに繋ぐまともなアンプも無い。
で、色々物色していたら、最近、ネットワークCDレシーバーなるものが売られている事に気付いた。ようがCDが聴けて、インターネットラジオやFM,AM、USBメモリやiPodもつなげて聴けるという便利なものである。(とりあえず見た限りでは)DENON、ONKYOそしてMarantzから、こういった製品が出ており、それぞれ独自の特徴がある(Airtunesに対応している/してないとか、Wi-Fiがある/なしとか、いろいろ)。私の場合、今までの環境との接合を考えて外部出力(AuxOut)のある製品、ONKYOのCR-N755とMarantzのM-CR603の2つに絞られた。
そして、この2つの違いを詳しく見てみると、ONKYOのやつはAirTunesには対応してないが、UWF-1という無線LANアダプタをつけるとWi-Fiが可能。MarantzのやつはAirTunes飛ばしは有償で対応可能になるが、無線LANがなく有線のみ。ということで、AirTunes飛ばしはボロボロのAirMac Expressのままでいいやと思い、ONKYOのCR-N755を選択する。おまけに(偶然だが)大きさ的にミキサーの下部にピッタリおさまる。素晴らしい。

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CR-N755を購入後、セットアップをして、とりあえずこんな構成になった。
本来ならネットワークCDレシーバーにスピーカーをつないで使う所だが、AuxOutをミキサーに送りアンプ付きのモニタースピーカーから出している。なので22W+22Wのスピーカー用アンプ出力が全く活かされていない(これは今後の楽しみに置いておこう)。

CR-N755の説明書はハッキリ言ってわかりにくい(おまけにUIが直感的でなく使い勝手があまりよくない)。
とりあえず無線LANアダプタUWF-1を裏に取り付けて、電源をいれると、無線LANの設定が突然始まる。試行錯誤の末、とりあえず家のWi-Fiの設定を手動で入れ、ネットワークの接続を確認。インターネットラジオを聴いてみるが、本体やリモコンの操作性はあまり良くないし、本体のLCDディスプレイに表示されている項目やメニューの階層構造がよくわからんし、情報の更新速度がかなり遅い。
しかし、iPhone/iPodアプリのOnkyo Remote 2をダウンロードすると、だいぶ使い易くなる。iPhone/iPodを用いた基本操作、インターネットラジオなどのリスト表示はもちろんのこと、iTunesに入っている曲を無線で飛ばして音を流す事も可能である。コイツは便利(だけど、曲によって相性があるようで、ダメなヤツは何度やってもアプリがクラッシュする)。
ということで、CR-N755はAirTunes飛ばしには対応してないけど、それにほぼ等しい使い方がアプリを使えば可能である事が判明した。
あと操作してみて、これバグちゃうかと思わせるような気になる挙動がいくつかある。こういうしょうもないのは、早くファームウェアアップデートで対応して欲しいものである。

なんやかんやつまらん事をいろいろ書いたけど、とにかくCDやインターネットラジオがまともなスピーカーで聴けるようになって、一応ハッピー(?)に正月を終えることができそうである。

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