110227_183712みなさま、カルピスバターなるものをご存知でしょうか?

Wikipediaでは
【カルピスバター】
カルピスを作る工程で牛乳から乳脂肪を分離するときにできる脂肪分(クリーム)から製造される。カルピス30数本から1ポンド(450g)のバターしか作れないため、単独の製品として大量生産はできない。カルピス用につくられた乳を使っているために、製品の純白な色も特徴である。
1963年の発売当初は業務用のバターとして出荷されていたが、プロの間での高い評価が噂を呼び、その後1981年からは一般向けにも発売された。上記の理由から大量生産ができず、積極的な広告などもほとんどされなかったことから「幻のバター」とも呼ばれている。
と書いてあったり、

某食材の販売サイトでは
本場フランスのバターの味に一番近く、フランス料理の微妙な美味しさを出す秘伝の隠し味として
一流シェフたちに欠かせない存在です。
焼きたてのフランスパンやトーストで、バター本来の旨みと香りを心ゆくまでお楽しみください。
カルピス40本から1個しかできない貴重品です。
とか書いてあります。

私、このバターの存在をまったく知らなかったのですが、こないだRocketNEWS24で『30本分のカルピスから1個しか作れない幻の『カルピスバター』が死ぬほどウマイ!』と大絶賛されていたので、いてもたってもいられなくて、ネット購入しちゃいました。おいしいバターに飢えてたんだな(たぶん)。
でも、さすがにいきなり正規の1470円を払う気にはなれなかったので、中身は同じだろうと思い、業務用を購入しました。無塩450gです。

で、銀紙を取り除き、中身を見ると、かなり白っぽいです。おーぉ。
この白っぽさがカルピスの派生でできたものなんだと再認識させてくれます。

とりあえず、早速使いたかったので、今日の一品はボンゴレにしてみました。
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たっぷりとカルピスバターを入れたボンゴレは、ほのかに甘く、クリーミーな感じに仕上がりました。でも、これが他のバターよりそんなにすごいか?と言われると、うーん、ちょっとクエスチョンマーク。アサリの酒蒸しって、不味くなりようがないし。。。

これじゃいかんってことで、カルピスバターを直接バゲットに塗って食ってみる。。。
おっ!塗りやすい、なめらか。。。
パクッ!うん、あっさりな味。。。
ミルキー。。。
うーむ。。。あんまり味しない。。。ような。。。
これバターかぁ??

バターというより、ミルク・生クリームに近い感じがします。ほんとあっさり。
まぁ美味しいんかもしれんけど、正直、私には物足りないっす。
あと、どっかに、本場フランスのバターに一番近いうんぬんとか書いてたけど、悪いけどフランスのバターの方が全然おいしいです。これは断言できます。

まぁ不味くはないんだけど、個人的にはバターというカテゴリーには入れれないというオチになりました。違う食いもんのような気がします。
ただし、今回食ったのは業務用なんで、1470円の特選バターはもっと違う(もっとうまい)のかも知れません。まぁ、私はもうこれでいいかな?っと。。。

発酵も気になるんだけどね。。。あっ!よくみたら高濃度ってやつもある!しまった〜ぁぁぁぁ
(To be continued... つづく??)