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最近、仕事で電子回路の図面を書いてます。滅多に回路ものはやらないので、よく忘れるんですよね〜。ということで、今回から自分のための覚書をのせます(興味ない人ゴメンナサイ)。

<発光ダイオード>
アノード(長い方)に正極、カソード(短い方)に陰極を接続する。順方向降下電圧(VF)と順方向電流(IF)の値はスペックシートみればわかるが、通常VFは赤外では1.4V程度。赤色、橙色、黄色、緑色では2.1V程度。白色、青色では3.5V程度。紫外線LED4.5〜6V必要。IFは数mA〜50mA。
定電流で駆動するので、抵抗をつないで発光させる。VF=2V/IF=20mAの赤色LEDを使う場合、Vcc=5Vの回路内では150ohmを使えばよい。


    その他
  • 発する光の強さは電流の量におおよそ比例する。しかし大電流域では効率が低下する。
  • LEDを並列に接続したらダメ(VFに個体差があるため、一方のLEDに電流が集中してしまう)
  • 抵抗を直列につないで発光させる手もあるが、低電流ダイオード(CRD)を直列に繋ぐ手もあり。この場合、電圧が変動するバッテリー、乾電池でも使用可能。



    番外編<ダイオード>
  • ダイオードを何個も直列に使う回路では、各々の電圧降下を考慮する必要あり。
  • 整流用途などの場合、順方向の電流許容値/逆方向の電圧許容値は重要。要チェック。
  • 電流許容値は最大定格なので、実際に使用するのには最大でも70%位で使う。
  • ツェナーダイオードは逆方向電圧(VR)を利用したもの。一定電圧を得るために使う。逆方向に電圧を掛けた場合、VR一定になり、入力電圧をさらに上げようとすると、ダイオードを流れる電流が増え、電圧は変わらない(多少は変わる)。
  • 周波数が高くなると、逆回復(リカバリ)特性に関係して整流できなくなる。ショットキー・バリア・ダイオードは逆回復時間が短く、高周波の整流に適している。


たまにしかやらないから、勉強なるな〜。