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数日前にGoogleがChrome OSを発表しました。巷では非常に速いとか、MicrosoftやAppleといったOSメーカーの終焉だとか騒がれてますが、その実力はまだ未知数。でも、そこまで大騒ぎするぐらいだから試したいのも人間の性(たんなる新し物好きともいう)。本来、Chrome OSはネットブックなどに組み込んで発売される予定ですが、ネットではすでにソースコードをコンパイルした仮想マシン用イメージディスクが出回ってます。具体的なインストール方法もネットでちらほら。MacOS XならVMWare FusionやParallelsでも試せるみたいです。ということで、早速インストールしてみました。

インストール作業はこちらのサイトを参考にしました。ただし、上記サイトではParallelsの最新バージョンで説明しており、私のちと古いParallelsと違うので以下で補足します(動作保証はいたしません)。「続きを読む」をクリックしてね。

個人的な感想ですが、まぁエミュレーター上で動かしてるのでキビキビ動くという訳にはいかないです。また、昔のOSのようにフォントがそんなにきれいじゃないので、見かけがダサイです。インターフェースもUNIX的でなんだかなぁって感じがしますなぁ。正直あまり好きになれないっす。
あと、このOSで何かが出来そう的なワクワク感がないです。まぁウェブブラウザ、スケジュール管理、メール、写真管理等の作業はできるのですが、これで作曲やらデザイン・お絵描き・3D・CADなどの「クリエイティブな作業」は出来そうな気がしません。
いまのところ、速くて(確認できず)、無料だという事以外に、既存OSの牙城を崩すような魅力的なOSであるとは到底おもえません。

インストールの基本的な流れは以下の通り。
1)VMWare用のイメージ"chrome-os-0.4.22.8-gdgt.vmdk"をダウンロード/ZIP解凍
2)Parallels用にディスクイメージを変換
3)新しいVirtual Machineを作成
4)起動

まず、GDGTというサイトにソースコードをコンパイルして仮想ディスク化したファイルをダウンロード(要アカウント作成)。

Parallels Transporterを起動し、とりあえずExpressを選択
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ダウンロードしたファイルはVMWare用のImage DiskなのでVirtual Machineを選択します。
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ファイルはDiskなのでVirtual Diskです。このあとファイルを選択する。
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「Bootable Disk」にするとなぜか動かないので、ここは「Data Disk」を選択。保存先を決めると、変換が始まります。
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変換ファイルが出来上がったところで、Parallelsを起動。新しいVMを作成します。仮想ディスクに先ほど変換したファイルを選択。
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タイプをLinux/Ubuntu Linuxにする(これかなり重要)
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ほーら、できあがーり。ログイン画面があらわれます。Googleのアカウントとパスワードをいれると起動しますヨッ。chrome1