正直、家電メーカーがこぞって取り組んでるマイナスイオンもの製品をまったく信じてない私ですが。某シャープなメーカーは「プラズマクラスターイオン」技術とやらで、ますますイケイケな感じを醸し出しています。最新の記事によると、某シャープなメーカーとイギリスの企業と共同実験により、な、なんと「新型H1N1インフルエンザウイルス」の感染力を抑える効果を実証したそうな。

それはスゴい。

いや〜本当ごめんなさい。
私の頭が悪すぎたんですね。
「プラズマクラスターイオン」なんてありえないと思ってましたから。。。

で、
反省の念もこめて、某シャープな会社のプレスリリースを拝見させて頂きました。

(以下抜粋)
シャープは、ウイルス学の世界的権威であるロンドン大学ジョン・オックスフォード教授が設立したレトロスクリーン・バイロロジー社と共同で、高濃度プラズマクラスターイオンが世界で初めて、付着・浮遊の両方の状態の「新型H1N1インフルエンザウイルス(以下新型ウイルス)」の感染力を抑えることを実証しました。

今回の実験では、プラズマクラスターイオンが、付着新型ウイルス(シャーレに滴下)を2時間で99.9%抑制(イオン濃度約30万個/cm3)、加えて浮遊新型ウイルス(容積1m3ボックス内に浮遊)を40分で95%抑制(イオン濃度約2万5千個/cm3)することを実証しました。
 なお、浮遊新型ウイルスとは、飛沫感染を起こす浮遊粒子の粒径5μm以上10μm以下のものと、空気感染を起こす粒径1μm以上5μm未満のものをさします。


あん?
何回読んでも、まったく理解できないんですけど。
まずどういう実験かさっぱりわからない。どれぐらいの量のウイルスがあって、どれぐらいの割合でそのプラズマなんちゃらがひっつくの?ひっついたやつが99.9%で抑制?そもそも抑制って何よ?増えないって事なの?死滅するの?2時間以降はどうなるの?と疑問だらけ。(追記:より詳しい内容をこちらで発見。99.9%抑制の意味はどうやら感染力が自然減衰に比べて1/1000に低下することのようだ。2点で線をひいてる。。。)

あとイオン濃度ってなんなのよ。これがプラズマクラスターの量の事なの?
この単位で行くと1molは6.02x10^23/22400(個/cc)で、イオン濃度約30万個/cm3は1.1x(10^-14) molってこと??
なんじゃ、このクソみたいな量。(高濃度と謳ってるし、計算間違ってるかな)
こんな量でウイルスにひっついて破壊すんの?こんな量で抑制できるの?

頭の悪い私には残念ながら高尚過ぎて、理解できないっす〜。
誰か教えてガリレオ〜


<リンク>
プラズマクラスターイオン技術発表会レポート:byシャープ
余計なお世話。Googleで検索。
マイナスイオンってなに?