ponomaSMA2m先日購入したネットワークアナライザーの実力がどんなもんか知りたくて、減衰器やらフィルターやらを色々測ってみた。これまで研究室にあるネットワークアナライザーの下限が10MHzだったので、それ以下の領域が測れるこの安物ネットアナはなかなか楽しい。

そこで、実験室にある測定ケーブル(主にBNCコネクタ付きの同軸ケーブル)も片っ端から測ってみたら、今回色々勉強になった。

結論、これまでBNCのケーブルなんか、どのメーカーのを使っても一緒だろうと思っていたけど、それは間違いだという事がわかった。
同じ長さのケーブルでも、メーカーによって周波数特性が結構違うのだ。酷いケーブルはとことん酷く、ぐねぐね〜となる。TKBさんが以前某社から購入した2mもののケーブルは最悪と言ってよい(よくこれで光誘起の実験できてたなぁ〜大丈夫っすか?と呟いてみる)。
一方でSMAコネクタ付きのケーブルでは、がっちりした太めのケーブルが一番優秀だったが、細くて扱いやすそうなケーブルはイマイチって感じで、誰が作ったかもわからない手作りのケーブルは話にならんって感じでした。

最近、パルス発振を色々模索していたので、この事実は私にとって衝撃であった。とりあえずダメそうなやつケーブルはDC用に使うかな〜。