_SS500__SS500_言わずと知れたテクノのイノベーター、ゴッドファーザー、神様と様々な肩書を持つデリック・メイの久々のミックスCDです〜。
87年に"Nude Photo","Strings of Life"をリリースし一躍ブレイクした後、こつ然と消えて伝説と化したデリック・メイ。その後、System7との共作や本人名義のベストアルバムやミックスCDをゲリラ的にリリースしまた消えるという、神出鬼没の神様の実に13年ぶりのアルバムになります。(リスナーへの放置プレーに違いない。さすが神様。ステキ♪)

今シリーズのVol.1は昨年1月頃にリリースされて、好評だったのか(?)先月Vol.2がリリースされました。Vol.1は前から聴きたかったんですけど、CD屋で見つける事ができず、結局放置。今回Vol.2のリリースを知って、両方Amazonで買って、一気に拝聴致しました。

さて拝聴後、率直な感想を申しますと、Vol.1はかなり粗いです。そして、お世辞にも音質はよくありません。また、アルバム全体としてのグルーヴ感はさすが神様って感じですが、間の繋ぎでミスがあったりして、人間味あふれる神様のミックスCDとなっています。さすが一発収録です。神様は修正なんかしません。そのまんまっす。
一方でVol.2では打って変わって、神様の本領発揮です。非の打ち所のないグルーブ感と魂のつなぎ。久々の最強ミックスCDって感じです。おまけにコンピューターを使わずに、これを全部素手でやっているとは、さすがっす。スゴイっす。
生きている間にコレが聴けて私は幸せ。
It's Good to Be Alive!(〜Vol.2に収録〜)

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HMVインタビュー: デリック・メイ