traktorおはずかしい限りなのですが、私、趣味で作曲ちゅーもんもやってます。といいつつ、最近は忙しくてできても2曲が限界なんですけど、好きなんですよね。パラーメーターをいじる細かい作業が。

才能がないのはともかく、技術の進歩っていうのはすごくて、いまではパソコン1台と手頃な価格のアプリ1つがあれば音作り、作曲&録音、マスタリング、(ファイル/CD)出力の全部をできるんですよね。昔は大変でした、やれ音源やら、やれミキサーやらが必要で。。。
一方、ビニール盤が主流のDJ機材だけはなかなかハードからソフトへの移行が進まず、(興味はあったのですが)すべての機材を揃えるには多額の投資が必要で、なかなか手が出なかったジャンルです。なので、貰い物のVestaxの2chミキサーにDISCMAN(ソニータイマーで1回修理)と初代iPod(メカニカルクリックホイール!)をつないでDJもどきで遊んでました(テンポはもちろん同期してません)。『もどき』だったんですが、CD交換の必要がないiPodは選曲がかなり便利で、パソコン上で選曲、BPM解析、同期、エフェクト、モニタリング&音声出力の全てをできるアプリはないんかなぁとずーっと思っておりました。

で、前置きが長くなりましたが、私が思い描いたような夢のソフトがありました。Traktor Proです。
音はPC上で管理、iTunesでため込んだ曲も使用可能。自動BPM解析。最大4トラックの再生。ループ機能/キュー機能。エフェクトも搭載。プレイの同時録音やネット配信と、もう至れり尽くせりのDJアプリです。夢のような機能で満載なのですが、実際どんなもんなんかなぁと躊躇してたのですが、あのRichie HawtinもSpeedy Jも使ってる事を知って、即買いしてしまいました。

日本版はよくあるパターンで少し割高。本元でダウンロード版を購入すれば229ドルなので、今の為替レートだと7000円安く買えます。2万円強でこの機能なら「買い」でしょう。ちなみにダウンロード版で買っても「日本語マニュアル」ついてます。

Macbookだけだと、音声出力が1系統(LR)しかないので、トラックをヘッドホンでモニター(試聴)ができない事やパラメータをトラックパッドでいじらないといけないという不便さはありますが、ミキシング自体は充分に楽しめます。曲を読み込んだ瞬間にBPM解析をする機能やループ機能は特に秀逸で飽きないです。おもしろい。

以下のような、Richie Hawtin仕様のセットが欲しいですが、当面はMacbookのみで練習です。映像はループ機能をわかりやすく説明しています。


作曲は時間がいるので、なかなかできませんが、これならちょっとした遊び感覚で音がイジれるので楽しめます。